昨日友達から電話をもらったおかげで、朝は「早くおきや~。」と起こしていたのをぎゅっと抱きしめて起こすことにした。
抱きしめて10分で彼は起き上がることがわかった。
時間がないから、ついついせかしていたのが馬鹿らしく思え、自分が送っているから時間に余裕を持つことができるとわかった。
人を待たせることもなく、自分のペースで用意をして、出かける。
幼稚園のときあたりまえにやってきたことだと思い出した。

学校に送るようになって、学校の様子がわかるようになった。
いろんな教室の場所さえもよくわからなかったけど、わかるようになった。
どうして、こんなに上靴がよごれているのかわからなかったことがわかった。(履き替えてから中庭を通って、教室に行くから)
毎朝ボランティアで安全を見守ってくれる人の顔がわかった。
引っ越す前の家で夕刊を手渡ししてくれていたおばちゃんの配達をしてくれていた人がそのうちの一人だとわかった。
ボランティアの人が連れているクッキーという犬に餌をやることができた。


今日は最後のプールの日。
学校にはやっぱり行きたくないと。
昨日は、「最後だから先生に見て欲しいからプール入る。」と言っていたけど、朝はやっぱりダメだった。

結局ぞうさんに一緒に参加して、(少しためらったけど、昨日のことがあったから、いいかなと思えるようになった。)その後学校に行く約束をした。(ちょうどプールが終わる時間)

ぞうさんに到着したときは体操の時間だった。
悪太郎はホールで待っていると。
ホールにいるぞうさんのお手伝いのお母さんも知っているお母さん。
「休み?」「ううん。」と母が答えるとそれ以上は多くを聞かないお母さんたち。
先生も母にはどうしておにいちゃんがいるの?なんて一言も聞かない。
はんこを押すのも「来たんだから。」と悪太郎用のを作ってくれて、悪太郎もはんこを押す。
誰一人、邪魔者にするでもなく受け入れてくれて、一緒にぞうさんに参加できた悪太郎。
おやつだって一緒に用意してもらって食べた。

なんだかうれしかったな。

金曜日、実は学校の後悪太郎の担任だった先生に会いに行く。
先生、少し事情わかってくれていたみたいだけど、多くは聞かずにハグしてくれたり、一緒に走ってくれたり、話聞いてくれたり…。
一年生いろんなことがほんとあるけど、幼稚園に来たら誰かがいる。
聞いてくれる人がいる。
相談することができる人がいる。
だから、なっちゃんも迷わず入れようと思う。
そういう場所ほんとないよねぇ。

幼稚園選びでおにいちゃんやおねえちゃんの卒園した園に入れない人ってどうなんだろう。
自分の選んだ幼稚園がよくなかったことほど悲しいことはないよねと言ったぞうさんの先生の言葉がなんとなくしみた出来事でもあった。
母なら間違いなくうちの幼稚園すすめるけど、他は聞くところによるとそうでもない人がちらほら。
あのとき、他で補欠51番をひいた悪太郎は正解だったと今も思う。

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